FCC season9 コース説明
FCC S9で使用するサーキットのコース説明を行っていきます。
参加者は確認するようお願いします。
・全コースでの原則ルール
コース端にある白線上(白線がない場合はコースの境界)とその内側をコース上とする。
基本はこのコース内に片輪を残す走行をすること。
予選時(レギュレーション>予選C項)
予選ではコース上の判定を、原則通常走行路面内と定め、コース上に最低でも片輪を残す走行をすること。通常走行路面の判定は、コース脇に設置されている白線とし、白線上と白線内をコース上とする。白線が設置されていない場合は、コース外との境界とする。コース内に片輪を残せなかった場合は、タイムの更新をしないよう減速等をすること。
決勝時(レギュレーション>決勝G項)
予選C項の通り、決勝もコース上の判定を原則通常走行路面内と定め、コース上に最低でも片輪を残す走行をすること。通常走行路面の判定は、コース脇に設置されている白線とし、白線上と白線内をコース上とする。白線が設置されていない場合は、コース外との境界とする。
ただし、決勝レース中においては、コーナー出口のアウト側のみ、1車身の幅程度、コース外へはみ出ることは可能とする。コーナーイン側において、コース上よりもさらにイン側のコース外に全輪がはみ出す走行は禁止とする。ショートカットペナルティ設定を併用する為、決勝レース中のコーナー出口アウト側はどこまでがペナルティの境界かを、各自確認しておくこと。コーナーイン側は、ショートカットペナルティに関係なく上記のルールを適用する。
ピットホワイトラインカット(誘導線カット)(レギュレーション>レース規定H項)
原則適用するが、ピットホワイトラインがレコードラインと被さっていて、他車との接触によりラインカットによるペナルティを受けかねないと判断した場合は、このシステムを使用せず、レース終了後、参加者及び運営が目視にて確認を行う。
システムを使用しない場合は、FCC独自のホワイトライン(誘導線)カットのルールが適用される。
フォーメンションラップ(以下FL)について(レギュレーション>決勝C項)
指定された場所までは120km/h前後で走行すること。隊列形成は、最終コーナー手前までに行うこと。隊列の形成方法は、1コーナーイン側を奇数列として2列に整え、前方の車両との間隔を1車身程空けて、60~65km/hでコントロールラインに向かって走行すること(※下記参照)。隊列は、原則各コースのグリッドマーク上を走行すること。
隊列を整えるために65km/h以上の走行は可能だが、隊列を整え次第、60~65km/hで再び走行すること。
隊列形成後、1位スタートのドライバーは、最終コーナーからコントロールラインまでの間に任意で加速し、レースをスタートすること。PPスタートのドライバーは、60~65km/hの速度から加速すること。2位以下のドライバーは、60~67km/hの速度から加速すること。コントロールライン通過までに隊列が形成できなかった場合は、コントロールラインを通過した車両からレーススタートとする。
レーススタート時までに、何らかのトラブルで隊列に追いつくことができなかった場合は、各コースの指定された場所で60~67km/hまで減速したのち、再加速してスタートすること。
・Rd.1 ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ (時間帯:午前)
ピットホワイトラインカットペナルティ:なし
・スタート方式
1列ローリング
・FL
コークスクリュー通過後徐々に減速。
ピット入口前の右コーナーから規定速度を維持。
スタートの加速可能区間は、下画像の白線からコントロールラインまでとします。
・ピットインアウト
誘導線は実線となります。
その為、ピット入口の誘導線は、下画像のようにカットしないこと。
黄色の実線を跨がずにピットインすること。
・コース上の注意点
1コーナーはコース境界線を踏む程度は可能としますが、更にイン側へ入る行為は禁止とします。
特にピットアウト中の車両がいる場合は、カットしないよう配慮をお願いします。
コークスクリューは、手前のコーナー含めカットしやすい為注意。
GTのペナ判定がなくても、イン側の白線を逸脱すればインカットとなります。
・Rd.2 ワトキンズ・グレン・インターナショナル (時間帯:日の入り)
ピットホワイトラインカットペナルティ:なし
・スタート方式
2列ローリング(1コーナーイン側奇数グリッド)
・FL
ショートコースレイアウトとの合流するヘアピン通過後、徐々に減速。
下画像先の左コーナー通過後隊列を2列へ形成し、規定速度を維持。
スタートの加速可能区間は、最終コーナー出口からコントロールラインまでとし、かつ隊列が整い次第とします。
グリッドマークがない区間は、横の隊列との間隔を車両1台分以上開けるようお願いします。
・ピットインアウト
本レースのみGT上のピットホワイトラインカットペナルティオフになります。
ピット入口の誘導線がレコードラインと被さっている為要注意。
誘導線の間隔が非常に狭い為、イン側の縁石のみペナルティ対象外とします。
ただし、縁石より内側へタイヤが完全に逸脱した場合は、誘導線カットとなりますので、あくまで保険程度に考えてください。
縁石のない区間は通常通りとなりますので、縁石に乗ったラインのまま走行しない注意を。
・コース上の注意点
コース各所に逸脱しやすいコーナーが存在しますので注意を。
特に高速クランクは要注意。
レース中盤以降は、トワイライトレースになる為、あらかじめ練習しておくことおすすめします。
・Rd.3 ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタ (時間帯:たそがれ)
ピットホワイトラインカットペナルティ:あり
・スタート方式
2列ローリング(シケイン入口イン側奇数グリッド)
※コントロールラインの位置の関係上、1Lap目の途中からレーススタートとなります(GT上での1Lap目はピットイン不可)。
・FL
アップダウンのある連続コーナーを通過後、徐々に減速。
先の連続右コーナーを通過後、隊列を2列へ形成し、規定速度を維持(スタート方式を確認)。
スタート加速可能区間は、モチュールゲート通過後から、最終セクター計測ラインまでです。
グリッドマークがない為、横の隊列との間隔を車両1台分以上開けるようお願いします。
この最終セクター計測ラインを、コントロールラインにみたてますので、万が一1位スタートのドライバーが加速しなかった場合や隊列に追いつけなかった場合は、上記のFLいついてのコントールラインを、このセクター計測ラインに置き換えて対応してください。
・ピットインアウト
登坂からの誘導線が登場する為、誘導線カットに要注意を。
何度も練習するのをおすすめします。
ピット出口も同様に注意してください。
また、ピットインの際は、シケイン通過後速やかにピットレーン側へ寄ることもおすすめします。
ピットウォールへ衝突前提のピットイン方法をした場合は、誘導線カット同様の扱いとなりますので注意を。
・コース上の注意点
コース前半は特に姿勢を崩しやすい為注意。
連続コーナーでは、逸脱しやすいコーナーが存在するため要注意。
・Rd.4 オートポリス IN レーシングコース ショートカットコース (時間帯:午後)
ピットホワイトラインカットペナルティ:なし
・スタート方式
2列ローリング(1コーナーイン側奇数グリッド)
Rd.4は天候変化ありの為、予選・決勝開始前にスタート時のタイヤを選択します。
通常はセッティング画面を開く行為自体を禁止しておりますが、今回はセッティング>カーセッティングでタイヤを選択
※セッティング>カーセッティング上のセッティングシートの変更および詳細設定を開く行為は禁止となります
・FL
ショートカットコース手前の直線区間から徐々に減速し、ショートカットコース進入前から規定速度維持。最終コーナー通過後隊列を2列へ形成。
スタート加速可能区間は、最終コーナー出口からコントロールラインまでとし、かつ隊列が整い次第とします。
グリッドマークがない区間は、横の隊列との間隔を車両1台分以上開けるようお願いします。
・ピットインアウト
実線を誘導線とします。
入口は誘導線カットしやすい為要注意です。
前方に車両がいる場合は、追突にも注意してください。
ピット出口も同様に実線が誘導線となります。
コース上を走行する車両は、ピットアウト車両がいた場合、ピットアウト車両の分の走行ラインを確保するようお願いします。
※予選時に後方からアタック車両がいる場合は、ピットアウトする車両はコース上へ合流前に減速等をして先行させるようお願いします。
・コース上の注意点
本レースはウェットコンディションになる可能性がある為、必ずウェットタイヤ2種の用意をあらかじめお願いします。
最終コーナーはインカットしやすい為注意。
・Rd.5 インテルラゴスサーキット (時間帯:夕方)
ピットホワイトラインカットペナルティ:あり
・スタート方式
2列ローリング(1コーナーイン側奇数グリッド)
・FL
最終セクター計測開始後、徐々に減速し、登坂区間から隊列を2列へ形成し規定速度維持。
スタート加速可能区間は、コース境界線横の緑舗装帯視点からコントロールラインまでです。
グリッドマークがない区間は、横の隊列との間隔を車両1台分以上開けるようお願いします。
・ピットインアウト
ピット入口出口共に、実線を誘導線とします。
特に入口は誘導線カットしやすい為、練習をおすすめします。
・コース上の注意点
コースの各所に逸脱しやすいコーナーが存在するため、要注意です。
GTのショートカットペナルティが緩いコーナーも存在しますが(2コーナーイン側等)、あくまでも白線内に片輪を残すこととしていますので、ペナルティシステムだけを判断基準にしないよう注意です。